フィリピンにおける採用媒体の効果的な活用法
フィリピンで優秀な人材を効率良く採用するためには、目的に応じた媒体の選定が必須です。
フィリピンにおける採用媒体の種類
以下に、一般的な採用媒体をいくつかご紹介します。
– オンライン求人広告(例:Jobstreetなど)
– オフライン求人広告(新聞、雑誌、工業団地の掲示板など)
– 自社ウェブサイト
– リファーラル(社員の紹介)
– 人材紹介会社(弊社Reeracoenなど)
– ジョブフェア
– SNSを用いた採用
良い人材を効率的に、かつ、コスト効果的に採用するためには、これらの媒体を目的に応じて選ぶことが重要です。
フィリピンでよく使用される採用媒体
フィリピンで、マネージャー職・ホワイトカラー(経理・人事・営業など)・専門職(エンジニア職)などの採用をしようとした場合、
よく使われる採用媒体は、以下のようなものです。
ここでは以下の媒体について、狙いたい人材層、特長、メリット、デメリットがありますので、解説します。
– オンライン求人広告(例:Jobstreet)
– 人材紹介会社
– リファーラル(社員の紹介)
– SNSを用いた採用
オンライン求人広告(例:Jobstreet・Indeed)
– 対象層:スタッフからミドル層
– コスト:低い
– 社内工数:大きい
<メリット>
– 人材を広範囲から広く集めることができる
– スタッフからミドル層まで幅広く集めることができる
<デメリット>
– 人材が過剰に集まる可能性があり、選考や面接設定に社内の工数がかかる
– 専門職やマネージャー層の採用は難しい
人材紹介会社(例:弊社Reeracoenなど)
– 対象層:ミドルからマネージャー、専門職
– コスト:高い
– 社内工数:小さい
<メリット>
– 人材紹介会社のネットワークを活用して専門職やマネージャー層を効率よく採用することができる
– 書類選考・面接設定・オファー交渉などを委託でき、社内の工数を減らすことができる
<デメリット>
– 費用が高い
– 採用した人材が早期退職した場合、手数料が無駄になってしまう
リファーラル(自社社員からの紹介)
– 対象層:全層
– コスト:低い
– 社内工数:小さい
<メリット>
– 自社をよく知る社員による採用活動なのでミスマッチが少ない
– 報奨金以外は基本的に無料で採用できる
<デメリット>
– 社員の人脈に依存してしまう
– 採用可能な人数に限界がある
SNS採用(Facebook経由など)
– 対象層:スタッフからミドル層
– コスト:低い
– 社内工数:大きい
<メリット>
– 広範な層に対して低コストで募集可能
<デメリット>
– 求人広告同様、人材が過剰に集まる可能性があり、選考や面接設定に社内の工数がかかる
– 専門職やマネージャー層の採用は難しい
まとめ
上記のように採用媒体によって、採用できる人材の層やメリット・デメリットが異なってきます。皆様の会社では媒体をうまく使い分けていることはできておりますでしょうか。
採用する人材のポジションレベルに応じて、使うべき採用媒体が異なります。
また、社内で書けられる費用及び工数によっても、使うべき採用媒体が異なります。
最も効果的な採用方法として、スタッフからミドル層までは求人広告やSNSを活用し、
ミドルからマネージャー、専門職は人材紹介やリファーラルを活用するのがお勧めです。
もし採用に課題がある場合は、採用媒体の使い分けを再検討することをお勧めします。